「うつせみ」観ました | ||
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2007/09/18(Tue)
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2004年 キム・ギドク監督 原題「空き家」 出演 イ・スンヨン ジェヒ この世は夢か現か、幻か……。ひとは誰しも孤独を抱え、ぽっかりした虚空を埋める誰かを待ち続ける。夫によって家に閉じ込められた女ソナ。抜け殻のように生きるソナのもとにある日、留守宅を転々とするミステリアスな青年テソクが現れ、ふたりの秘密の旅が始まった。言葉を交わすことなく孤独な魂がそっと寄り添っていく。旅の果てにようやく訪れた、愛と喜びに満ちた時間。はかなくも今だかつてない幸せが、ふたりを包む。 (公式HPより) この映画 好きかも♪ なんだろう、この感じ・・・ 初めて村上春樹を読んだ時に感じたのと同じような世界観 現実と虚構 ・・・日常と非日常・・・というか・・・ 「うつせみ」という邦題、その言葉から来るイメージそのままの映画でした。 キム・ギドク監督について調べてみると 2003年「サマリア」でベルリン国際映画祭 監督賞 2004年「うつせみ」でベネツィア国際映画祭 監督賞 ヨーロッパ映画界で大絶賛されるも、韓国内では興行が振るわず 「グエムル」が韓国興行成績1位になった事に関して「韓国映画の水準と韓国の観客の水準が最高点でぶつかった」と発言して批判をあび、「もう韓国では自分の映画の公開をしたくない」と言ったとか・・・ 韓国の「北野武」みたいな位置付けの監督なのかな? 確かに一般受けしない映画だと思う。 この映画は娯楽としては決して楽しめないから・・・ 映画は芸術だ!と言い切って初めて理解される映画だと思う。 なぜなら、この映画 ほとんどセリフがないまま進んで行く。 青年テソクは一言も話さない、人妻ソナは2回話しただけ。 それでも少年テソクの魅入られそうな瞳と人妻ソナの表情の変化で 十分感情は読み取れるし、ある意味心地がいい 都会という舞台の中で、社会に属さない男と家庭に閉じ込められた女 二人の孤独が出会いお互いの傷を舐めあい、癒されていく 究極の愛というのは、こういうものなのかも・・・ 「私たちが住んでいるこの世が夢なのか現実なのか誰にもわからない・・・」 という映画の最後に出てくる言葉 これがどういう意味なのか・・・ 最後になってまた考えさせられる 久しぶりに奥が深い映画だった。 この監督の他の映画も観てみよう♪ | ||
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