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I am ハルキスト
2009/06/03(Wed)
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村上春樹が好きだ。

幼い頃から本が好き。
小学校では図書委員を2年間務め、放課後は図書室に入り浸り
日本文学、外国文学の棚を端から順々に読破
明智小五郎&アルセーヌルパン&名探偵ホームズ シリーズは全部読んだと息子に自慢している。
中学時代は「風と共に去りぬ」「ジェーン・エア」「嵐が丘」あたりの外国小説に傾倒
高校時代は「源氏物語」に嵌り
短大はもちろん国文科に進み
三島、太宰、鴎外、漱石、などの日本近代小説を読み尽くし
図書館司書資格も取り(笑)
社会人になってからも活字中毒は止まらず、活字を読むことに喜びを感じていた私に
濫読をやめさせたのが 村上春樹 だった。。。

それほど出会いは衝撃的だった。
独特の世界観と
何より文体というか、、、文字の選び方と配列
そして比喩表現は絶妙で、、、
本を読んで「幸福感に浸れる」 という不思議な感覚・・・

一生の伴侶を得たような
私の読書人生はこの人に出会い、この人を理解できるための試練期間だった!
とさえ思うほどだった。

村上春樹という人物を知る努力をおしまず・・・
研究本を読み漁り
その頃に今のPC環境があったら
絶対に「村上春樹を語ろう!」 みたいなサイトを運営していたはず!

有名になっても、メディアに登場することなく
ジャズを聴きながらパスタをゆで、
ネコと暮らしながら カッターシャツにアイロンをかける・・・
そんな 社会性を感じない生き方にも憧れたし・・・
村上春樹本人も好きになった。

どの本も好きだけど
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
「羊をめぐる冒険」
「ねじまき鳥クロクニル」
これがベスト3かしら・・・

しかし、、、阪神淡路大震災とオウムの事件から
村上春樹がオウム事件の関係者に取材をしたり・・・「アンダーグラウンド」
地震経験者の話を書いたり・・・「神の子どもたちはみな踊る」

社会派の村上春樹っていうのがちょっと私の中で受け入れられなくて
少し距離をおいていたけど
それによって、村上春樹のよさが磨り減ったわけじゃなく
ワンダーランドに住んでいた彼が世の中に飛び出したような・・・
考えようによっては幅が広がった?ようにも思えて・・・


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先日発売になった「1Q84」
思った通り、ちょっと社会派だったけど
村上作品共通の空気感みたいなものはそのままで
ちょっと安心したかな。。。

最近は世界中がHARUKIブームで
村上春樹は日本語でこそスバラシイのだろうと思っていたのに
他の言語で読んだ人は私たちと同じように微妙なニュアンスまで きちんと理解できているのか
ちょっと心配だけど
芥川賞もくれなかった日本の文壇を飛び越えて
世界が認めてくれたんだな〜
と、初期からのおっかけである私にはなんとも感慨深いのである。





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